【保存版】ヘッドライトの黄ばみ! 原因とリスク、自分で落とす解決法を徹底解説
ホルツベース編集部員だからでしょうか、つい気になるヘッドライトの黄ばみ。
ヘッドライトは、経年劣化によって黄ばみや白ボケが目立ちやすくなります。
そのまま放置すると車の美観を損ねるだけでなく、夜間の視認性の低下や、車検に通らないケースもあるため、気になったら早めに対処することが大切です。
今回は
- 原因:ヘッドライトはなぜ黄ばむのか?
- リスク:ヘッドライトの黄ばみを放置すると?
- 解決:自分でできる!ヘッドライト黄ばみを落とす方法
ホルツベース編集部の視点で、わかりやすく解説しますね。
①原因:ヘッドライトはなぜ黄ばむのか?
ヘッドライトの黄ばみは、主に3つの原因があります。
原因1:紫外線と酸化による劣化
原因2:保管場所や生活環境
原因3:ワックスやコーティング剤の影響
それぞれ詳しく解説します!
原因1:紫外線と酸化による劣化
昨今の、ヘッドライトはポリカーボネート樹脂製が主流です。
軽量で割れにくいメリットがある反面、紫外線に弱くコーティング層が劣化すると黄ばみが進行します。
本来ヘッドライトは表面に保護用のUVコーティング層が施されていますが、長年紫外線を浴び続けるとコーティング層が徐々に劣化しヘッドライトの樹脂が酸化、その結果、透明だったヘッドライトが黄色く変色してしまうのですから厄介ですね。
さらに、大気中の酸素や排気ガス、オゾンなども酸化を促進し、ヘッドライトの黄ばみを加速させてしまいます。
原因2:保管場所や生活環境
直射日光が当たる屋外駐車では、紫外線によるダメージが進みやすくヘッドライトが黄ばみやすい傾向があり、一方、屋内ガレージやカーポートで保管している車は、ヘッドライトが劣化しにくくなります。
また生活環境でも異なります。沿岸部は塩分を含む潮風が付着しやすいため金属だけでなくヘッドライトにも悪影響を与え、都市部では排気ガスやPM2.5、花粉・黄砂が表面を傷つけ、紫外線と反応して黄ばみを進行させてしまうのです。
積雪地域はヘッドライトに付着した融雪剤が原因で、細かな傷となり紫外線を受けヘッドライトを劣化させるのですから困りますね。
原因3:ワックスやコーティング剤の影響
一部の車用ワックスや洗車用ケミカル剤も、ヘッドライトの黄ばみの原因になることがあります。ボディ用のワックスや油分の多いコーティング剤をヘッドライトに使用すると、表面に薄い油膜が残り、紫外線を受けることで黄ばみや変色、白ボケを引き起こすことがありますのでご注意くださいね。
②リスク:ヘッドライトの黄ばみを放置すると?
黄ばんだヘッドライトを放置すると、次のようなリスクやデメリットが生じます。
・夜間に視認性が低下して、安全性が損なわれますのでご注意ください
・黄ばんだヘッドライトは見た目が古く見られ、印象が悪くなります
・中古車査定(リセールバリュー)に影響することも・・・
・光量不足で車検に通らない可能性があります
・ヘッドライトの劣化が進行し修復できないことも・・・
安全面でも、経済的にも、愛車を長く乗り続けていくために、ヘッドライトの黄ばみは「気になったらすぐに対処」がおすすめです。
③解決:自分でできる!ヘッドライト黄ばみを落とす方法
ここからは、カーDIYで黄ばみを落とす具体的な方法を紹介します。
自分の手で、ヘッドライトの黄ばみを新品のような透明感に輝かせられます、ぜひ挑戦してみてください。
解決方法1:専用クリーナーで簡単に直す
市販のヘッドライト専用クリーナーは、ヘッドライトの黄ばみを効果的に除去するために設計された製品です。
使用方法が容易で光沢と透明感を取り戻すことができるため、手軽に黄ばみ対策が可能です。
また、コーティング効果がある製品もあり、黄ばみの再発を防ぐことができます。
どのクリーナーを使用すれば良いかわからない方は、ホルツの「ヘッドライトポリッシュ(amazonで購入)」がおすすめです。ヘッドライトポリッシュは、経年劣化によって白くなったヘッドライトや黄ばみをクリアな状態に修復してくれます!使い方はシンプルで、ヘッドライトを洗った後に付属のマイクロファイバークロスにクリーナーを適量取り、薄く塗り広げて優しく磨くだけです。簡単だと思いませんか?磨いた後はきれいなクロス面で拭き上げれば完了です。ヘッドライトポリッシュは、ツヤ出し保護成分が配合されているので耐候性に優れているのも特徴です。

編集部コメント

ヘッドライトポリッシュは作業しやすくクリアな状態をキープできるので、ホルツベース編集部員も手軽さと仕上がりから愛用者が多いです!
解決方法2:サンドペーパーと専用塗料でしっかり直す
クリーナーだけでは黄ばみが落としきれない場合やクリアな状態を長期持続させたい方は、サンドペーパーと専用塗料を使用してみましょう。サンドペーパーはヘッドライトの表面を削り、黄ばみや汚れを除去します。細かい傷も一緒に取り除くことができ効果は非常に高いのですが取り扱いには慎重さが求められます。サンドペーパーの使用方法を誤ると、ヘッドライトに余計な傷をつけてしまう可能性があるからです。使用する番手に気をつけて作業してみてくださいね。
◉ホルツ「タフウレタンヘッドライト」を使った黄ばみ取りの手順を紹介します。
- 洗浄:まずは中性洗剤でヘッドライト全体を洗い、汚れや油分をしっかり落としましょう。
- 研磨前マスキング:ヘッドライト周囲のボディをマスキングテープで保護してください。
- 研磨:サンドスポンジ(amazonで購入)で#400→#800→#1500と番手を変えながら段階的に研磨します。
ポイントは均一な力で縦縦-横横に研磨します。円を描く様に研磨するのはNGです。ヘッドライトのキワ部分まで丁寧に研磨しましょう。 - ペイント準備:タフウレタンヘッドライト(amazonで購入)は2液混合型のウレタン塗料です、缶裏面の混合手順に従って混合しよく攪拌してください。
- 塗装用マスキング:マスキングシートや新聞紙などを使用して、塗装する部分以外を広めにカバーしましょう。特にフロントガラスへの飛び散りを防ぐ様にマスキングして下さい。
- 脱脂:シリコンリムーバー(amazonで購入)をウェスにとって塗装面をふき取り、油分や汚れを除去しましょう。
- 塗装:タフウレタンヘッドライトを、薄く3回程度重ね吹きをし、2回目以降は10分以上の間隔をあけてください。
タフウレタンヘッドライトの乾燥時間は指触乾燥約20分、完全乾燥約24時間です。できればその日は車を使わず、乾燥させておくのが理想です。


タフウレタンヘッドライトの補修事例はこちら https://holtsbase.holts.co.jp/article/1201/
タフウレタンヘッドライトの紹介動画はこちら https://www.youtube.com/watch?v=pSW696LV4YI&t=1s

編集部コメント

ホルツベース編集部のこだわり派は、タフウレタンヘッドライトでしっかり愛車を補修しています。何と言ってもクリアな状態が2年以上続く(お車の使用状態によります)ことが魅力、そして新車当時の輝きの様な仕上りに満足しますよ。
●ヘッドライトの黄ばみ補修に必要な商品がセットされた「タフウレタンヘッドライト オールインワン」もおすすめです。

★まとめ

「ヘッドライトはなぜ黄ばむのか?」その答えは、経年劣化・紫外線・環境です。
正しい知識とケアを行うことで、お悩みをクリアにしませんか?
- カーDIYでヘッドライトの黄ばみは落とせ、輝きが戻ります
- ヘッドライトの経年劣化を遅らせることも
- 夜間走行の視界が高まり、安全性が高まります
- 光量不足による車検対策になります
ヘッドライトはまさに車の眼です。
自分の手で黄ばんでいたヘッドライトを磨き、透明感を取り戻せたときの達成感は大きく、愛車への愛着も深まります。
日々のメンテナンスを楽しみながら、楽しく快適なカーライフを送りましょう。
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