ホイールに傷がつくデメリットとは?修理方法を紹介!
ホイールに傷がつくと数多くのデメリットがあります。そのまま使用していると大きな事故につながるかもしれません。本記事では、ホイールに傷がつくデメリットや修理方法を紹介します。
ホイールに傷がつく4つのデメリット
ホイールに傷がつくと生じる4つのデメリットを紹介します。
見た目が悪くなる
ホイールに傷がつくと、見た目が大きく損なわれます。特に高級車やスポーツカーのホイールはデザイン性が重要で、傷が目立つと車全体の見た目に影響を与えることになります。
傷や汚れがあると車の印象が大きく変わり、洗車しても目立つため、外観にこだわる方にとってはデメリットです。
寿命が短くなる
ホイールに傷がつくことで金属部分が露出し、これが原因でサビが発生する可能性が高くなります。そしてサビが進行するとホイール自体の耐久性低下の要因に。
特に道路の塩分や湿気にさらされる環境では、傷がついた部分から劣化が進んで寿命が短くなる可能性が高くなります。
走行性能に悪影響が及ぶ
ホイールに深い傷や歪みがあると、タイヤの取り付けが不安定になり、走行性能に悪影響を及ぼすことがあります。
ホイールのバランスが崩れると、車が振動したり、走行中に異常な音がしたりすることがあります。快適な走行が難しくなり、さらにタイヤの摩耗が早く進む可能性があります。
中古車市場での評価が下がる
ホイールに傷がついていると、中古車市場での評価が下がる原因となります。特に高級車やスポーツカーでは、ホイールの状態が重要視され、傷があると査定額が減少するのが一般的です。
ホイールの傷は修理する手間や費用がかかるため、販売価格に影響する可能性があります。
修理できるホイール傷の種類と方法
ホイールの傷は自分で修理できる場合があります。比較的簡単に修理可能な例は下記の通り。
- ホイールの表面に付いた浅い擦り傷
- 軽い塗装の剥がれや表面の傷
浅い擦り傷程度のホイールの傷の場合は、研磨やコンパウンドを使用して、傷を取り除いたり、目立たなくしたりできます。表面が平滑であれば、再塗装やクリアコート(クリア塗料)を施して仕上げることも可能です。
また、軽い塗装の剥がれや表面の傷も、剥がれた部分を再塗装して同じ色やクリアコートを塗布して仕上げます。傷の深さが3mm程度であればホイール用のパテで補修することも可能です。「アルミパテ」を使えば自分でも簡単に修理することができます。
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ホイールに3mm以上の深い傷がついている場合は修復が難しい
ホイールに3mm以上の深いひび割れや亀裂が入った場合、修理は非常に難しくなります。
ひび割れや亀裂が金属構造にまで達していると、ホイールの強度が大きく低下し、走行中に破損するリスクもあります。安全性に大きく関わるため修理するのではなく、ホイールの交換が必要です。
ホイールの傷を自分で修理する際におすすめのアイテム
ホイールの傷を自分で修理する際には、適したアイテムが必要です。ここでは、ホイールの傷を自分で修理する際におすすめのアイテムを紹介します。
1. タッチガン ホイールシルバー
「タッチガン ホイールシルバー」は、繊細なスプレーによって細かな傷を塗装するアイテムです。必要な補修用品がオールインワンセットとなっているため、利便性の高いアイテムです。
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2. ホイールペイント W-1 メタルクリア
「ホイールペイント W-1 メタルクリア」は、ホイール用に開発された専用塗料であり、密着力が高いのが特徴です。ホイールに光沢を持たせたり、錆を防止したりする際に役立つアイテムです。
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3. アルミパテ
「アルミパテ」は、エポキシ系のアルミパウダー入り超強力パテです。アルミのような質感で美しく仕上がるのが特徴で、傷の細部にまでしっかりと張り付き密着性も高いです。
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ホイールの傷を修理する際の注意点
ホイールの傷を修理する際には、注意するべきポイントがあります。ここでは、ホイールの傷を修理する際の注意点について紹介します。
傷の深さや範囲に応じて修理方法を考える
ホイールの傷を修理する際、まず重要なのは傷の深さや範囲を正確に判断することです。浅い擦り傷であれば、コンパウンドやタッチアップペイントを使用して比較的簡単に修復できます。
一方で、深い傷や広範囲にわたる損傷がある場合は、部分的な補修では不十分なことがあります。そのような場合は、ホイール全体の再塗装修理や、場合によってはホイール交換が必要になることもあります。
補修材や塗料の適合性を確認する
修理に使用する補修材や塗料が、ホイールの材質や色に適合しているかを確認しましょう。例えば、アルミホイールやスチールホイールなど材質ごとに適した補修材があり、間違った商品を使うと仕上がりが不自然になったり、修理後に再度損傷しやすくなるリスクがあります。
また、塗装を行う場合には、元の色と近い塗料を使用することで修理後も違和感のない仕上がりにとなります。適合しない補修材や塗料を使うと長持ちしない可能性があるため、事前にしっかりと確認してください。
修理後にはバランス調整を行う
ホイールを修理した後には、必ずタイヤのバランス調整を行いましょう。修理による補修材の重みや形状の変化が原因で、ホイールのバランスが崩れることがあります。
バランスが悪いと走行中に振動を感じたり、タイヤが不均一に摩耗してしまうなどの問題が発生する可能性があります。ハンドルのブレや車両全体の走行性能にも影響を与えるため、修理後は必ずバランス調整を実施することが重要です。
自分で難しい場合はプロに相談する
ホイールの傷を自分で修理しようとする際に、仕上がりに不安がある場合は、無理をせず専門業者に相談するのがおすすめです。
プロは専用の工具や技術を持っており、表面の研磨や再塗装、ひび割れの補修など、高品質な仕上がりを実現できます。特に深刻な損傷や安全に関わる問題がある場合は、専門家に依頼しましょう。
ホイールの傷を自分で修理する手順
ホイールの傷を自分で修理する際には、5つのステップがあります。それぞれの手順について詳しく解説します。
1. 傷や周辺を研磨する
次に、傷の周辺をサンドペーパーや専用の研磨パッドで滑らかに整えます。粗い粒度のサンドペーパーで傷を削り、目立たないようにしつつ表面を平滑にします。
その後、より細かい粒度のサンドペーパーで仕上げましょう。この段階で傷が周囲と馴染んでいれば、次の工程での作業がスムーズになります。研磨時にはホイール全体を傷つけないよう、マスキングなどで細心の注意を払いましょう。
2. パテを塗布する
傷が深い場合は、補修用のパテを使用して傷を埋める作業を行います。パテを少量取り、ヘラを使って傷の部分に均一に塗り込んでください。
余分なパテはヘラで軽く取り除き、表面を平らに整えます。パテが完全に乾燥するまで待ち(通常は数時間)、その後、乾いたパテをサンドペーパーで再度研磨して周囲の表面と馴染ませます。この工程で傷跡の凹凸が無くなります。
3.プライマーを塗布する
補修後の表面にプライマー(下地剤)を塗布します。プライマーを使用することで塗料の密着性が向上し、仕上がりが長持ちします。スプレー式のプライマーを使う場合は、適度な距離を保ちながら薄く均一に塗布してください。
一度に厚塗りせず、数回に分けて重ね塗りするのがポイントです。プライマーが完全に乾燥したら、表面を再度軽く研磨して仕上げます。
4.仕上げを行う
最後に、補修部分に塗料を塗り、仕上げを行います。ホイールに適した塗料を選び、スプレーや筆で丁寧に塗布してください。
塗料を均一に塗り、数回に分けて薄く重ねることで、自然な仕上がりになります。塗装が乾燥したら、クリアコートを重ねて表面を保護します。
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ホイールの傷に関するよくある質問
ホイールの傷に関するよくある質問について解説します。
ホイールのガリ傷は直せますか?
ホイールのガリ傷は修理可能です。浅い傷であれば、サンドペーパーや研磨剤を使って表面を整え、ペイントやパテを塗布して補修できます。
深い傷や大きな範囲にわたるガリ傷の場合は、専門の修理業者に依頼するとより綺麗な仕上がりになります。アルミホイールや特殊な仕上げを施したホイールでも、適切な技術で修復できるため、諦めずにプロに相談するのがおすすめです。
ホイールのガリ傷修理の相場はいくらですか?
ガリ傷修理の費用は、傷の深さや範囲、ホイールの種類によって異なりますが、一般的な修理費用の相場は1本あたり5,000円から20,000円程度です。
簡単な表面の補修で済む場合は比較的安価ですが、全体の再塗装や高度な加工が必要な場合は、これ以上の費用がかかることもあります。修理業者によって価格や対応が異なるため、複数の業者に見積もりを依頼することをおすすめします。
車のホイールに傷がついても使える?
ホイールに軽微な傷がある程度であれば、通常の走行に支障はありません。ただし、深い傷がある場合は強度が低下する可能性があり、特にアルミホイールの場合は、ひび割れや亀裂が進行する恐れがあります。
そのような場合には早めの修理や交換が必要です。また、見た目を重視する場合や走行性能を最適化したい場合も、修理を検討する価値があります。
タイヤホイールに傷があっても車検に通りますか?
車検では、ホイールの傷そのものは大きな問題にはなりません。ただし、ホイールの強度や安全性が損なわれていると判断される場合、車検に通らない可能性があります。
特に、深い亀裂や変形が見られる場合は安全上の懸念があるため、修理または交換が必要です。見た目だけの浅い傷やガリ傷であれば、車検には問題なく通る場合がほとんどです。
ホイールの傷は早めに修理しよう
ホイールの傷を放置すると、安全運転がしづらくなってしまいます。事故につながる可能性もあるため、放置せずに早めに修理しましょう。自分で対応が難しい場合は、ディーラーやカー用品店に相談してください。
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