スプレーして水で流すだけ、簡単に錆が落とせる「ラストリムーバーリキッド」の特長と作業手順を解説!

車やバイク・自転車等の金属面の錆を簡単に落とすことができる強力サビ落し、「ラストリムーバーリキッドMH224」(商品ページamazon)の特長や作業手順を詳しく解説します。

用途
●金属の錆、コンクリート・アルミ・ステンレス・プラスチック樹脂などのもらい錆の除去
金属から発生する錆はもちろん、コンクリートやプラスチックなどに発生するもらい錆にまで幅広く対応します。アウトドア用品やガーデニング用具、DIYツールのメンテナンスなど、ラストリムーバーリキッドひとつでさまざまなアイテムの錆の除去が可能です。
●自動車等の塗装面やホイールに付着した鉄粉やサビの除去
車のホイールなどの表面に発生した錆に対して、効果を発揮します。ホイールは潮風や冬場の融雪剤の影響で錆が発生しやすいため、そのようなシーンのお手入れで重宝します。また、車の塗装面に付いた傷から発生する錆の除去にも使えます。
塗装面やホイールには使用できない素材があるので、メーカーに確認いただくか、あらかじめ目立たないところで試し、変色や変質がないか確認してください。
特長
錆取り効果をもたらすチオグリコール酸アンモニウムを配合した成分が素早く浸透し、頑固な錆を強力に分解除去します。
チオグリコール酸アンモニウムは、鉄錆(酸化鉄)に対して非常に高い選択的反応性を持つ成分です。鉄そのものや他の素材に対しては比較的反応性が低く、主に錆部分に化学反応を起こして溶解・除去します。この反応により、錆は水に溶けやすい物質へと変化し、紫色や赤紫色に発色するため、除去の進行を目で確認できるという特長があります。
また、この成分は中性付近の穏やかな環境でも作用するため、強酸や強アルカリを使う従来の錆取り剤と比べて、金属素材や塗装、プラスチックなどへの影響が非常に少なく、安心して使用できるのが大きなメリットです。
作業後は水洗いで簡単に洗い流すことができ、人体や環境への安全性も高いとされています。
●素材を選ばず使用できる中性タイプ
中性タイプのため、鉄、アルミ、ステンレスはもちろん、塗装面やプラスチック、コンクリートなどにも使用できます。素材表面への影響が少なく、変色や腐食の心配がほとんどありません。自動車やバイク、工具や屋外設備など幅広いシーンで安心して使用できます。
●研磨剤不使用
素材の表面を削り取ることなく、錆だけを分解して落とせます。研磨傷が付きやすいデリケートなアルミホイールや、仕上げを重視する塗装面、クロームメッキ部品にも安心して使える仕様です。錆は落ちても素材に研磨剤によるダメージが残る、ということはありません。
ホイールには使用できない素材があるので、メーカーに確認いただくか、あらかじめ目立たないところで試し、変色や変質がないか確認してください。
●錆戻り防止剤配合
ラストリムーバーリキッドは錆取り後の金属表面に防錆成分が残り、空気や湿気による再錆発生を抑制します。特に屋外や湿気の多い場所での使用後に効果があり、メンテナンス頻度を減らせます。予防的なケアとしても役立ちます。
●高粘度で錆に密着し易いリキッドジェルタイプ
高粘度のジェルが錆部分にしっかりとどまり、垂直面やでこぼこの多い形状でも液だれしにくくなっています。そのためホイールスポークの内側や工具の継ぎ目、パーツのすき間など、狙った部分だけを効率よく処理できるのもポイントです。
●低臭タイプ
作業時の刺激臭を抑えているため、においが気にならず比較的取り扱いやすいのも特長のひとつです。
作業手順

使い方は簡単、錆部分に適量をスプレーして5分程度放置します。

液剤が錆に反応すると紫色に変化します。

成分が残らないように水でよく洗い流してから、乾いた雑巾等で水分をしっかりふき取ります。錆が残っている場合は作業を繰り返してみてください。
Before

After

あきらめていた頑固な錆を簡単に素早く除去することができました。
作業時の注意点
- 塗布面に成分が残ると変色やシミになるため、長時間放置しないでください。また、反応後は薬剤が残らないようにしっかりと洗い流してください。
- あらかじめ対象面の汚れや浮いた錆を取り除いてください。表面に泥や油分、ホコリなどが残っていると、薬剤が錆に直接作用せず十分な効果が得られません。作業前にウエスや中性洗剤などで汚れを落としてから使用してください。浮いた錆はブラシやヘラで軽く取り除いておくと仕上がりが良くなります。
- 錆や汚れ落ちが不十分な場合は、繰り返しご使用ください。一度の作業で落としきれない頑固な錆は、薬剤の塗布・反応・洗浄の工程を数回繰り返すことで徐々に除去できます。強くこすらずに、必要に応じて数回に分けて作業するのがコツです。
- 自動車に使用する際は、炎天下やボディが熱くなっている状態では使用しないでください。走行後すぐは車体が熱を持っているため、最低でも1時間は空けましょう。また、真夏の炎天下も急速に薬剤が乾き、シミやムラになるリスクがあるため、避けましょう。夏場は早朝や夜の作業をおすすめします。
- 低臭タイプではありますが、それでも錆と反応している間は硫黄のような臭いがします。屋外など、換気のよい場所で作業してください。
ラストリムーバーリキッド使用後のメンテナンスと再発防止策
●中和が不要、手間いらず
ラストリムーバーリキッドは中性タイプの錆取り剤であり、作業後の中和処理は不要です。錆取りが終わったら、水でしっかりと薬剤を洗い流し、乾いた布で水分を丁寧に拭き取るだけで後処理が完了します。
酸性錆取り剤のような手間のかかる中和工程や専用処理剤が不要なため、DIYでも扱いやすいのが大きな利点です。
ただし、洗い流しが不十分な場合や水分が残ったまま放置すると、薬剤や水分が原因で再び錆やシミが発生することがあるため、洗浄と乾燥は念入りに行ってください。
●錆再発防止のためのポイント
通常錆を除去した直後の金属表面は保護膜がなく無防備な状態になっているため、できるだけ早く防錆スプレーやコーティング剤、ワックスなどで表面を保護することが求められます。その点ラストリムーバーリキッドは錆戻り防止剤を配合しているので、それほど慌てて処理をする必要はありません。
ただし、できるだけ錆の再発を防ぎたいのであれば、防錆処理をしておくことをおすすめします。特に屋外や湿度の高い場所で使用するパーツは、防錆処理を怠ると比較的短期間で錆が再発することがあります。
また、車の錆の主な原因は水分や塩分、泥、融雪剤の残留です。潮風の影響があるエリアや雪国では、定期的な洗車と下回りや隙間の水分・汚れの除去を心掛けることで、錆の発生を減らせる可能性があります。
作業手順を動画でチェック!
錆は金属の表面だけじゃなく、内部まで広がることがあるので、放置するとどんどん素材そのものが弱くなります。最初は表面だけでも、時間が経つと穴が開いたり、ボロボロになったりしますので小さな錆でも早めに対処することが重要です。錆を見つけたら進行する前に早目に対処しましょう、「ラストリムーバーリキッドMH224」(商品ページamazon) を是非試してみてください。
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