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2025.07.04

コンパウンドの種類とは?車に使えるおすすめの製品も紹介

車に使えるコンパウンドの種類について、「形状」「粒子の粗さ」などの観点からわかりやすく解説。キズの深さや目的に応じた種類と選び方や、初心者でも使いやすいおすすめのコンパウンドやアイテムも紹介します。正しい知識を身につけて、愛車を自分の手でピカピカに補修してみましょう。

車に使える「コンパウンド」とは?

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コンパウンドとは、細かい研磨剤を含んだ液体またはペースト状のアイテムのこと。車やオートバイなどの塗装表面のキズや汚れを削り取り、目立たなくするために使用します。

小さな傷やダメージであれば、コンパウンドを使って自宅で簡単に補修可能です。

【一覧】コンパウンドの種類

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コンパウンドにはさまざまな種類があり、目的や用途に応じて適切なものを選ぶことがポイントです。ここでは、形状の違い・粒子の粗さ・成分(油性・水性)などの観点から、それぞれの特徴や用途をわかりやすく解説します。

形状による分類

コンパウンドは大きく以下の3つの形状に分られます。

  • チューブタイプ
  • 液体タイプ
  • 半ネリタイプ

チューブタイプ

「チューブタイプ」のコンパウンドはペースト状で扱いやすく、必要な分だけ絞り出して使用できるのが特徴。局所的なキズの補修や、狭い範囲をしっかり磨く場合に向いています。

使いたい量だけ無駄なく使えるのがメリットで、初心者の方にもおすすめです。

液体タイプ

「液体タイプ」は伸びがよく、広範囲を効率的に磨きたいときにおすすめ。塗装面全体のツヤ出しやくすみ取り、ワックス前の下地処理などに使用されることが多く、ポリッシャーでの使用にも向いています。

半ネリタイプ

チューブと液体の中間にあたるのが「半ネリタイプ」。ほどよい粘度で塗布しやすく、手磨きでもポリッシャーでも扱いやすいのが特徴です。多用途に対応できるため、さまざまな用途に使いたい場合に向いています。

粒子の粗さによるコンパウンドの分類

コンパウンドは、粒子の粗さによって「粗目」「細目」「極細目」などに分類されます。用途に合わない粗さを使うと、キズを広げたり、塗装を痛めたりしてしまうため注意しましょう。

  • 粗目
  • 細目
  • 極細目
  • 超極細

粗目

粗目タイプは、補修塗装の粗削りやサビ落とし、塗装前の下地処理に向いています。

ただし研磨力が高めなので、仕上げではなく下処理に使用しましょう。

細目

細目は粗目タイプよりも目が細かく、浅いキズ消しピッチや、ガンコな汚れを落とす際に使われます。コーティング前の下地処理にも使用可能です。

極細目

極細目タイプは、鏡面仕上げやコーティング前の最終処理など、処理後のツヤを引き出すための作業に向いています。

超極細

超極細タイプは艶出し専用のコンパウンド。塗装表面を整え光沢を与えることで鏡面仕上げが可能です。ワックスとの併用や最終仕上げに使うことで、より美しい見た目に仕上がります。

コンパウンドの選び方

ここからは、コンパウンドの選び方について解説します。押さえておきたいポイントは以下の通りです。

  • 極浅いキズ・洗車キズには「極細目〜超微粒子タイプ」
  • 中程度のキズやくすみには「細目タイプ」
  • 塗装前の下地処理、サビ落しには「粗目タイプ」
  • ヘッドライト・樹脂パーツには専用タイプを使う

浅いキズ・洗車キズには「極細目〜超微粒子タイプ」

極軽い擦りキズや洗車によってついた細かなキズには、「極細目〜超微粒子タイプ」のコンパウンドがおすすめです。

塗装面への負担が少なく、光沢を取り戻すのに適しています。ボディ全体の仕上げやメンテナンス時にも使いやすく、初心者にも扱いやすいのがメリットです。

中程度のキズやくすみには「細目タイプ」

中程度の深さのキズや、塗装面にできたくすみ・水アカなどには「細目タイプ」がおすすめ。極細目よりも研磨力が高く、ツヤを出しながら表面を整えるのに向いています。

磨きすぎに注意しながら、少しずつ様子を見て使うのがポイントです。

塗装前の下地処理、サビ落しには「粗目タイプ」

塗装前の下地処理やサビ落しには「粗目タイプ」のコンパウンドが向いています。

高い研磨力で表面をしっかり削るため、塗装前の下地処理や塗装後の粗削りに向いています。一方で、使い方を誤ると塗装を傷める恐れもあるので注意しましょう。

ヘッドライト・樹脂パーツには専用タイプを使う

ヘッドライトやバンパーなどの樹脂パーツは、塗装面とは素材が異なります。コンパウンドを使うときは、専用のものを使用するようにしましょう。ボディ用のコンパウンドを使ってしまうと、かえって劣化を早めることがあるので注意が必要です。

詳しいコンパウンドの選び方についてはこちら

車のキズ直しにおすすめの製品3選!

ここからは、車のキズ直しにおすすめの製品をピックアップして紹介します。

  • スクラッチリムーバーセット
  • ポリッシュシリーズ4品目
  • ハイグロスコンパウンド

スクラッチリムーバーセット

スクラッチリムーバーセットは、塗装表面のすりキズを手軽に直したい方におすすめのセット。専用クロスとコンパウンドがセットになっており、2ステップでキズ消しが可能です。

キズ直し用と艶出し用が揃っているので、初めて使用する方にもおすすめです。

製品ページを見る

ポリッシュシリーズ4品目

続いておすすめなのは、ポリッシュシリーズ4品目。スポンジとコンパウンドがセットになったシリーズで、ボディ用、プラスチック用、クロームメッキ用、アルミ用の4種類があります。

カルナバワックス配合で、汚れを落としながら美しいツヤを与えてくれるのが特徴。用途に合わせた処方でムラも出にくいのが魅力です。

プラスチック磨き
ボディのキズ直し
クロームメッキ磨き
アルミ磨き

ハイグロスコンパウンド

ハイグロスコンパウンドは、超微細研磨粒子を使用した最終仕上げ用のコンパウンド。ピアノブラックパーツや塗装面の鏡面仕上げにおすすめです。

キズを埋めてごまかすのではなく、本物の鏡面仕上げなので、ツヤ引けせずスッキリとした仕上がりになります。

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コンパウンドの種類を正しく理解して車をピカピカに保とう

コンパウンドの種類について解説しました。コンパウンドは車のキズやくすみを改善するための心強いアイテムですが、効果を発揮させるには用途に応じた正しい種類選びが重要です。

浅いキズには極細目〜超極細タイプ、塗装前の下地処理、サビ落しには粗目タイプなど、キズの状態に応じて適切なものを使い分けましょう。形状や成分にも違いがあるため、使いやすさや仕上がりの好みに合わせて選ぶのもポイントです。

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