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2025.11.14

【解決】塗装ゆず肌の原因と補修方法!ブツからツヤに復活させるDIY術

せっかく丁寧に塗装しても、車の塗装表面がザラついてツヤが出ずに、がっかりした経験はありませんか?
この残念な状態をゆず肌といいます。

今回ホルツベース編集部では、ゆず肌の原因とプロ級のツヤを目指すDIY補修法をわかりやすく解説します。

愛車の塗装を長く美しく保ちたい方は、ぜひ参考にしてください。

そもそも「ゆず肌」って何?

ゆず肌イメージ画像(拡大図)

ゆず肌とは、塗装面が柚子の皮のように細かなブツ(凹凸)になる状態をいいます。

塗装後の表面に細かな凹凸ができることでツヤが失われ、光の反射でくすんで見えたりムラが出てしまうトラブルの一つです。 

また、塗装がうまくできたと思っていても、乾燥後にゆず肌が現れることも・・・そんな悲劇は避けたいものですね。

ただし!原因を知って、正しく補修すれば、DIYでツヤを復活させることは可能です。

原因:どうしてゆず肌になるのか?

原因1: 外気温が高すぎる

真夏の炎天下など、気温が高すぎる環境で塗装を行うと、塗料が塗布中に乾燥してしまい、塗膜が均一に広がらず凹凸が残ってしまうのです。

原因2: 空気中のちり・ほこり

塗装中に空気中のゴミやほこりが付着すると、乾燥後の塗膜に細かなブツが生じゆず肌になってしまいます。 屋外で作業する場合は風のない日を選び、ボディ表面をきれいにしてから行うことがとても重要です。

原因3 :吹き付け距離が近すぎる、遠すぎる

補修スプレーの吹き付けが近すぎたり、遠すぎるとムラになり、結果として塗料が均一に広がらずゆず肌になってしまいます。

:ゆず肌の直し方

下の図のように、塗装の表面が滑らかになっていない状態がゆず肌です。
塗装表面を▶︎耐水ペーパーで水研ぎし▶︎コンパウンドで磨くことでゆず肌を平滑にし、ツヤのある塗装表面に復活させることができます。

ホルツ商品を使ったゆず肌補修の手順を紹介します。

ゆず肌は、正しい手順で行えば、自分で補修することができます。

Before
After

【手順1】

耐水サンドペーパー(#1000番以上)で表面を軽く削り、ブツをならしましょう。 ホルツの「耐水サンドペーパー#1000番」は極細目、水に強いので破れにくく長持ちするのでおすすめです。

耐水サンドペーパー#1000(amazonで購入)

【手順2】

その後#1200〜#2000番の耐水サンドペーパーに替え、表面をなめらかに整えます。ホルツの「仕上げ用耐水サンドペーパー」は400、#800、#1200、#2000の4種類の番手をまとめたセットです。

仕上げ専用耐水サンドペーパーセット(amazonで購入)

【手順3】

最後に仕上げ用コンパウンドで、サンドペーパーがけの跡が消えるまで丁寧に磨いてください。ホルツの「コンパウンド・ミニセット」は細目・極細・超極細がセットになった商品です。段階的に研磨することで、効率的なツヤ出し仕上げが可能ですよ。

コンパウンド・ミニセット(amazonで購入)

編集部コメント

研磨の際は、力を入れすぎないのがコツ。 コツコツとブツブツ言わず(笑)にブツだけをならす感じで、様子を見ながら磨いていくと美しい仕上がりになります!!

:ゆず肌を防ぐための効果的なポイント

  • ボカシ剤を使用する
  • 屋内または風のない日を選んで塗装するのが大切です
  • 気温20〜25℃前後の、安定した環境で塗装することがポイント
  • 作業前にボディを洗浄し、ホコリや油分をしっかりと取り除きましょう
  • 塗装は、適正な吹き付けスピードと距離を保って塗ってください

まとめ

ゆず肌は、塗装時に発生しやすいトラブルですが、

正しい知識と補修を行えば、プロ並みの仕上がりは夢ではありません!

ぜひ!あなたの愛車を自分の手で輝かせてください。

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