【プロが解説】クルマのDIYに必要なものは?よくある補修3パターン
週末のドライブや日々の送迎、お買い物。
いつも私たちを快適に運んでくれる大切な愛車。
しかし、どんなに気をつけて運転していても、ちょっとしたことで汚れがついたり、身に覚えのないキズやへこみができてしまったりすること、ありますよね。
「ショック…でも、修理に出すと数万はかかりそう。どうしよう」
そんなとき、放置するのではなく、ぜひホルツと一緒に”自分の手で”愛車をDIY補修してみませんか?
ホルツの補修アイテムには、初めてDIYに挑戦する方でも、手軽に・キレイに直せる便利グッズが揃っています。
「ボディの小さなへこみ」をDIYで目立たなくする!
今回は、とくに補修事例やお悩みが多いよくある補修3パターン「ボディの小さなへこみ」「バンパーの擦りキズ」「フロントガラスの小さなキズ」について、必要な道具と失敗しない補修手順をまとめてご紹介します!

買い物カートが当たったり、お出かけ先でのドアパンチや飛び石、電柱にうっかり…。
ついやりがちですが、それ一つで一気に車全体が手入れされていない印象になってしまうのが「ボディのへこみ」です。
「これって直るの?」と思ってしまいますが、幅(直径)10〜15cm、深さ2cmくらいまでの浅いへこみなら、ホルツのパテとカーペイントで補修可能です。
放置すると塗装の割れ目からサビが広がることもあるので、早めに対処してあげましょう!
準備するもの
深いへこみもしっかり埋める、主剤と硬化剤を混ぜるタイプの本格パテ。
仕上げの微細な穴を埋める、チューブ入りの使いやすいパテ。
粗さの異なるペーパーがセットになった、補修の必須アイテム。
大切な周囲の塗装を守るためのガード役。
ボディの小さなヘコミの直し方

1.下地処理(ここが一番大切!)
キズ周辺の汚れやワックスをキレイに落とします。耐水サンドペーパー100番に水をつけながら、へこみとその周囲の塗装をはがすようにしっかり研磨し、パテが密着しやすい土台を作ります。
2.パテの準備
「コントール」の主剤と硬化剤を、説明書通りの比率で正確に混ぜ合わせます。へこみ全体がしっかり埋まるくらいの量を用意しましょう。
3.パテ埋め
別売の脱脂剤(シリコンリムーバー)で油分を飛ばした後、へこみを盛り上げるように、中心から周辺に向かってパテをヘラで塗り広げます。
乾燥:約15分(完全に固まるまで待ちます)
4.パテ研磨
耐水サンドペーパー100→320→1000番の順にパテと塗装面の段差がなくなるまで水を付けながら研磨していきます。サンディングブロックを併用するとパテを平滑に削ることができます。
5.パテ埋め(仕上げ)
研磨でできた目に見えないほどの細かいキズや小さな穴(ピンホール)を埋めるため、「ウスヅケパテ」を薄く押し込むように塗り込みます。
乾燥:1時間以上
6.最終研磨
パテがしっかり固まったら、耐水サンドペーパー320番→1000番の順で、水をつけながら表面がツルツルになるまで丁寧に仕上げます。
7.カーペイント作業
表面が滑らかになったら、いよいよ塗装です。詳しいペイント方法は別記事で解説しています!
→【完全ガイド】車のペイントを自分で!初心者向けDIY塗装のやり方とコツ
気が付くと擦っている「バンパーのキズ」を撃退!

狭い駐車場での切り返し、縁石への乗り上げや車止めへの接触など、クルマのなかで最もキズつきやすいのが「バンパー」ではないでしょうか。
低い位置にあるためうっかり擦ってしまいがちですが、「樹脂製だからサビないし放置でいいか」と油断するのは禁物です。見た目を損なうだけでなく、放置するとキズが広がったり樹脂が劣化したりと、強度にも影響をおよぼす原因になります。
直径5cm、深さ1cm程度までの擦りキズなら、ホルツの以下のアイテムで補修可能です!
準備するもの
密着性が高く、最後の仕上げに最適な水性タイプ。
バンパーキズの直し方

1.下地処理を行う
キズ周辺を洗い、耐水サンドペーパー100番→320番の順に水をつけながら研磨し、ささくれた樹脂を滑らかに整えます。
2.パテを準備する
「バンパーパテ」の主剤と硬化剤を正確な比率で混ぜ合わせます。
3.パテを塗って固める
脱脂後、キズの奥までしっかりパテを押し込むように、中心から外側へ向かってヘラで塗り広げます。
乾燥:30分以上
4.パテ研磨を行う
耐水サンドペーパー320番→1000番の順で、水をつけながら元のバンパーのなめらかなカーブに合わせて研磨します。
5.パテ埋め(仕上げ)
研磨跡の微細なキズを「バンパー水性パテ」で薄く埋めます。
乾燥:1時間以上
6.最終研磨
完全に固まったら、耐水サンドペーパー320番→1000番の順で、水をつけながら表面を鏡面のようにツルツルに仕上げます。
7.カーペイント作業
ここから先の美しく仕上げる塗装テクニックは、別記事をチェックしてくださいね。
→【完全ガイド】車のペイントを自分で!初心者向けDIY塗装のやり方とコツ
編集部コメント

愛車の「正しい色」の見つけ方をご存知ですか?
ホルツの「ペイント検索」を使えば、お乗りの車のメーカー名とカラーナンバー(型式プレートに記載)を選ぶだけで、純正色にピッタリの補修塗料(カーペイント)がすぐに見つかります!
「もしも傷が広範囲すぎる場合は?」
バンパーが大きく割れていたり、ペコペコに凹んでしまっている場合は、DIYでの補修が難しい場合もあります。無理をするor放置する前に、専門店やディーラーに相談するのも愛車を守る賢い選択として検討してくださいね。
参考・出典ページ:https://www.holts.co.jp/howto/14
飛び石でフロントガラスにキズが!「ガラスのキズ」リペア術

走行中、パシッという嫌な音とともにフロントガラスにできる小さな飛び石キズ。
実はフロントガラスのキズは、日々全国のいたるところで発生していると言っても過言ではないほど、非常に身近なトラブルです。
「小さなヒビだから」と放っておくと、走行時の振動や気温の急激な変化で、ある日突然フロントガラス全体にヒビがパリパリと広がってしまい、数万~数十万単位の高額なガラス交換作業が発生することも。
そうなる前に、ホルツの「ガラスリペアキット」でヒビの進行を食い止めましょう!
準備するもの
ガラス補修の決定版:「ガラスリペアキット」
初めての方でも作業しやすいよう、必要な器具とUVレジン(紫外線硬化樹脂)がすべてセットになっています。
ガラスキズの直し方

1.キズの清掃と乾燥
キズの中に雨水やカーシャンプー、ゴミが残っていると、補修液(レジン)が奥まで浸透しません。しっかり洗浄し、完全に乾燥させます。
2.ヒビの開口(通り道を作る)
付属のピンをキズの中心(衝撃点)に優しく差し込み、細かなガラスの破片を取り除きます。こうすることで液の通り道ができます。
3.クリア板を固定する
吸盤がついたクリア板の「真ん中の穴」が、キズの真上に来るように位置を合わせ、フロントガラスにしっかり固定します。
4.インジェクターの取り付け
クリア板の穴にインジェクター(液を注入する筒)をねじ込みます。先端がガラスのキズ口に軽く触れてから、さらに半回転ほどねじ込んでしっかり密着させます。
5.UVレジンの注入と加圧
インジェクターにUVレジンを注入し、ピストンを使って圧力をかけます。じわじわとヒビの隙間にレジンが染み込んでいき、車内から見たときにヒビが消えていくのが分かります。
6.クリアフィルムを貼り、紫外線で硬化
※ここからは太陽光(紫外線)の当たる場所へ車を移動させて作業します。
器具を外し、キズ口にレジンを1滴垂らして、上から付属のクリアフィルムを気泡が入らないように貼り付けます。2〜3分後に一度はがし、もう1滴垂らして再びフィルムを貼り、完全にカチカチになるまで太陽光に当てます。
7.削り取り&仕上げ
完全に硬化したらフィルムをはがし、ガラス表面からはみ出た余分なレジンを、付属のカミソリを少し寝かせながら優しく削り取ります。最後にコンパウンドで磨けば補修完了です!
車検基準とDIY補修術についてはこちらの記事でも紹介しています。
→【解決】フロントガラスの飛び石傷、車検に通る?車検基準とDIY補修術!
失敗しないためのチェックポイント
✓作業環境: レジンは紫外線で固まるため、注入作業は必ず日陰(または曇りの日)で行い、最後の硬化のときだけお日様の下に出すのが成功のコツです。また、ガラス表面が10〜20℃の落ち着いた温度の時に作業しましょう。
✓直せるキズの限界: キズの大きさが30mm以上あるもの、ヒビがガラスの内部や合わせガラスの奥に達しているもの、衝撃点が2箇所以上ある複雑なキズはDIYでの補修ができません。
今更聞けない、クルマのDIY補修を成功させるための「2大疑問」

初めてのクルマのDIY補修。手順通りにやろうとしても「これって本当に必要なプロセスなの?」と疑問に思いがちなポイントにお答えします。
「のびのびと作業して、失敗を防ぐため」です!

マスキングは、綺麗に直したい場所以外の「汚したくない部分」を守る防波堤です。ここをで適当にすませてしまうとと、スプレーの霧が思わぬところまで飛んでザラザラになったり、サンドペーパーが滑って関係のない綺麗なボディをキズつけてしまったりします。「ここ以外は汚れても大丈夫」という安心の環境を作ることで、作業の手元にも迷いがなくなり、結果的に仕上がりが美しくなります。
参考・出典ページ:https://www.holts.co.jp/howto/1
絶対にダメです!パテがヨレて、すべてが台無しになってしまいます。

パテは化学反応や乾燥によって、カチカチに硬化します。生乾きの状態で上からサンドペーパーをかけると、消しゴムのように消えてヨレてしまったり、上から塗った塗料の水分を吸ってブツブツと膨れてしまったりします。
ホルツの商品パッケージ裏に書かれている「乾燥時間(例:20℃で約30分)」は、綺麗に仕上げるための重要なポイント!愛車が生まれ変わるのを、ラジオや音楽でも聴きながらのんびり待つ時間も、DIYの楽しさのひとつです。
愛車のキズを、あなたの手で最高の思い出に!
お店に頼めば高い修理代がかかるキズやへこみも、適切な道具を選んで、手順通りにじっくり向き合えば、自分の手でここまで綺麗に補修することができます。
少しずつキズが消えていくプロセスは、やってみると驚くほど楽しくて、作業が終わる頃には、愛車への愛着がこれまで以上に深まっているはずです!
「これなら自分にもできそう!」と思ったら、まずはあなたの愛車の状態に合わせたアイテムを揃えることから始めてみませんか?
「さあ、Let’s クルマのDIY補修デビュー!」
愛車のカラーにぴったり合うペイントや、今回ご紹介したパテ・リペアキットの詳細は、以下の公式サイトから簡単に見つけられます。
あなたの愛車をもっと美しく、もっと長く大切にするために。
ホルツの製品ラインナップを今すぐチェックして、休日のDIYプランを立ててみましょう!





