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2024.04.08

EARTH COLOR(アースカラー)を使って30年経ったJA11型ジムニーをリフレッシュ【Vol.3:ボディ下部塗装〜後編】


探しに探して見つけた愛車でも、時間が経つと傷みや劣化、そして飽きが来るものです。そこで、今回はホルツから新たに発売されたEARTH COLOR(アースカラー)と各種補修製品を使い、筆者の愛車である30年前のJA11型ジムニーをイメチェン&補修していきます。予定している作業は、前後バンパー、ボディ下部、インパネの3箇所です。なお、筆者は現場経験15年の元自動車整備士ですが、塗装に関しては専門家では無いため、DIYで行うペイントの参考にしてください。

記事/撮影 増田真吾(自動車ライター)


マスキングテープとマスキングシートで広い範囲を養生します。

【Vol.2:ボディ下部塗装〜前編】で下地処理が完了し、いざアースカラーのマットブラックで塗装していきます。塗りムラや液垂れを起こさないよう、きれいに仕上げるコツは、とにかく焦らず薄く吹き付けること。そして、噴射しているあいだは絶対に手を止めず、動いている状態で噴射をやめることです。つまり、実際に塗る場所よりも必然的に広い範囲に塗料が飛ぶため、マスキングは新聞紙やマスキングシートを使い、広い範囲をガードするようにしましょう。

1回目の塗装は写真にあるように極薄く吹き付けるのがポイントです。

乾燥時間は季節や気温により異なりますが、乾燥している気温の高い日で30分、寒い日で1時間です。もしくは、手で触ってみて塗料が付くかどうかも目安にできますが、焦らず最低でも15分以上時間を置くのがおすすめです。

吹付け2回目の状態
吹付け3回目の状態

2回目、3回~5回と回数が増えるごとに少しずつ吹き付ける量を増やしていきます。ただし、必ず3~5回で終わらせなければならないわけでは無いので、塗りが薄いからと一度に厚塗りをしてはいけません。

4回目でご覧の通りかなりムラなく塗ることができました。

繰り返しになりますが、ボディの塗装を上手に仕上げるコツはとにかく焦ら無いことです。実際4回目の塗装でほぼ問題のないレベルで塗ることができていましたが、よくよく見るとわずかに薄い箇所があったため、目についた部分を中心に薄く5回目まで行いました。

ジムニーのカスタムでは、今回のようにボディ下部を黒くカラーリングしている車両を良く見かけます。今回もそんなカスタムカーを参考にボディ下部をマットブラックで塗装してみましたが、結果はかなり正解。最初に塗装し直した前後バンパーと相まって、かなり引き締まった印象です。さらに、車高が上がったような視覚効果も得られるため、リフトアップをしないことをポリシーにしている僕にはピッタリのカスタムになりました。(#4ダッシュボード塗装に続く・・・)

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