探しに探して見つけた愛車でも、時間が経つと傷みや劣化、そして飽きが来るものです。そこで、今回はホルツから新たに発売されたEARTH COLOR(アースカラー)と各種補修製品を使い、筆者の愛車である30年前のJA11型ジムニーをイメチェン&補修していきます。予定している作業は、前後バンパー、ボディ下部、インパネの3箇所です。なお、筆者は現場経験15年の元自動車整備士ですが、塗装に関しては専門家では無いため、DIYで行うペイントの参考にしてください。
記事/撮影 増田真吾(自動車ライター)
最初に手をつけたのは、外観の古さを助長してしまっている社外品の前後スチールバンパー。
中古車として迎えたこともあり、このバンパーがどの程度古いのかはわかりませんが、ところどころサビが浮きやや白ボケた色味に劣化しています。
まずは外さなくても作業ができるテールランプをマスキング(商品ページamazon)し、古い塗装とサビを落としていきますが、このバンパーのサビ、思った以上に深くまで入り込んでいるようで、表面の塗装を落とすとサビている範囲が広がっていくではありませんか。(正確には塗装の下にサビが隠れていた状態)
もちろんそんなことにめげず、耐水サンドペーパーで磨いていきますが、すべて手磨きで行うのは不可能であると早々に判断。サビの進行を抑えるサビチェンジャースプレー(商品ページamazon)で処理することにしました。(サビが茶色から紫か黒に変わればOK)
全体的に#400のペーパーで表面を削り足付けしたら、シリコンリムーバー(商品ページamazon)で脱脂を行います。その後、プラサフスプレー(グレー)(商品ページamazon)で下塗りしていきますが、ここで詳しい方なら「おいおい!」とツッコミを入れたくなるでしょう。なぜなら、通常下塗り前には、もっと目の細かいペーパーで磨き跡を消さなければなりません。なぜなら、そうしなければ、いくら丁寧に塗装しても、その磨き跡が浮き出てしまうからです。
しかし、今回塗装に使うアースカラー(商品ページamazon)はつや消しなので、磨き跡が目立ち難いのです。加えて、艶ありのカラーと違い塗りムラにもなりにくいので、まさにDIYにピッタリです。
とはいえ、一度で厚塗りをせず、初めは薄く表面に吹き付けていきます。作業した日は、2月でもやや気温が高い日だったこともあり、約30分程度時間を空けて手に塗料がつかない状態まで待ちます。同じ要領で計5回塗り重ね、乾燥し切る前にテールランプのマスキングを剥がし完成。念の為一晩置き、翌日車体に取り付けました。
一晩おいたことで塗装がしっかり乾燥しているのはもちろん、前日よりも艶が抜けることで、全体のマット感が増していい感じです。まだ、ボディと車内の作業を残している段階ですが、バンパーだけでもずいぶんリフレッシュされた見た目になり、作業にかかった労力以上に満足感を得られました。(#2ボディ下部塗装前編に続く・・・)
ARTICLES
KEYWORDS
- ドレスアップ
- ゴム製パーツの劣化
- ゴム製パーツ
- ワイパーの劣化
- ワイパーの役割と構造
- ワイパーアーム塗装
- ワイパーのメンテナンス
- ワイパー
- シーラー
- すき間
- ヒビ割れ
- 2液ウレタン塗料
- プレミアム塗料
- アルミホイールの寿命
- サンドペーパー
- アルミホイール
- ワイパーブレード
- ゴム製パーツのトラブル
- 足回り
- ヒートペイント
- 耐熱ペイント
- ブレーキキャリパー
- 耐久性の高い塗料
- メンテナンス
- ヘッドライトの黄ばみ
- ヘッドライトの汚れ
- タフウレタン
- タフウレタン ヘッドライト
- 黄ばみ
- ヘッドライト
- コーキング
- ゴムパッキン
- アルミパテ
- ガリ傷
- 車検
- シール剤
- サビ・チェンジャー
- カタロイ・ペースト
- クリアペイント300A-4
- タフウレタンクリア
- カーDIY
- サビの悩み
- 塗るだけ
- サビを取る
- サビを止める
- サビを防ぐ
- メタリック・マイカ塗料
- パール塗料
- ソリッド塗料
- クリア塗装
- 車の凹み
- パテ補修
- サビの原因
- 愛車からサビを守る
- アースカラー
- マットブラック
- DIY塗装