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2024.04.08

EARTH COLOR(アースカラー)を使って30年経ったJA11型ジムニーをリフレッシュ【Vol.5:総集編】


探しに探して見つけた愛車でも、時間が経つと傷みや劣化、そして飽きが来るものです。そこで、今回はホルツから新たに発売されたEARTH COLOR(アースカラー)と各種補修製品を使い、筆者の愛車である30年前のJA11型ジムニーをイメチェン&補修していきます。予定している作業は、前後バンパー、ボディ下部、インパネの3箇所です。なお、筆者は現場経験15年の元自動車整備士ですが、塗装に関しては専門家では無いため、DIYで行うペイントの参考にしてください。

記事/撮影 増田真吾(自動車ライター)


JA11型ジムニーは、もっとも若いモデルでも約30年選手。いくら人気があるとはいえ、内外装の劣化は避けられません。もちろん、プロの手によって完璧にレストアされた中古車も販売されていますが、特に程度のいい個体は軽く100万円オーバー。また、塗装自体もあまり強く無いため、購入当初はきれいでも、段々と古さが目立ってきてしまいます。

もし、今乗っているジムニーを少しでもリフレッシュしたいと思っているなら、アースカラーを使った部分的な再塗装はかなりおすすめ!ボディそのものじゃなくとも、白くボケてしまった樹脂パーツを塗装するだけで印象をかなり改善できます。マットな仕上がりとなるアースカラーを使えば、ボディを部分的にイメージチェンジで塗装する事もそれほど難しくありません。

多少傷がある状態でも殆ど目立たなくなっています

ホルツのアースカラーのポイントは、やはり「マット」であるということです。純正塗装のように、光沢を必要とする場合、最終的な仕上げはもちろん、下地処理をしっかり平らに研磨する必要があります。その作業はプロでも難しいため、一般の方がDIYで行うのはハードルが高く、塗装の経験の無い方にはあまりおすすめできません。しかし、マットな仕上がりになるアースカラーなら、磨きをそこまで神経質に行わなくとも十分綺麗に塗ることができます。

また、”塗装の粗(あら)”が目立ちづらいからこそ、部分的に少しずつ塗ることも可能です。これなら休日のたびに少しずつ塗装することもできるため、焦らずDIYを楽しむことができます。

ちなみに、今回の本編には入れていませんが、再塗装でバンパーがリフレッシュされたことで、純正フロントグリルの古さが気になってしまいました。そこで、シリコンリムーバー(商品ページamazon)で脱脂後、ミッチャクキング(商品ページamazon)とアースカラーのマットブラック(商品ページamazon)を使いフロントグリル再塗装。メッキのエンブレムもそのままマットブラックにしたことで、可愛らしいJA11ジムニーの顔がキリッと引き締まり、かなりイメージチェンジすることができました。

塗装前の様子。全体的に古さが際立っています
バンパーから下回りをマットブラックにしたことで引き締まり古さが軽減されていませんか?

愛車に少し飽きてきた、ところどころ古さが目立ってきたという方は、気になる場所だけでもアースカラーを使ったイメチェンと補修にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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