自動車のサビができる原因とは?
自動車にとってサビは大敵の1つです。サビができる主な原因は、鉄が水や塩、そして空気中の酸素と反応して鉄酸化物が生成される化学反応にあります。
ではなぜサビは発生するのか、それぞれ詳しく解説していきましょう。
1. 飛び石
道路上にある砂利や石が跳ねることで、車体に傷やへこみが生じます。これにより、塗装が傷つき、鉄部が露出することがあります。この傷やへこみがサビの入り口となります。
2. ぶつけたり擦ったり
車への乗り降り、荷物の出し入れ、駐車時やちょっとした交通事故などでできてしまう擦り傷や衝突も、サビの原因となります。塗装が傷つき鉄部が露出することでサビが発生してしまいます。
3. 潮風
海岸付近や潮風の強い地域では、海水中の塩分が風にのって車体に付着します。この塩分が鉄部に腐食を引き起こしサビの発生を促進します。
4. 融雪
冬季の道路で使用される融雪剤には、塩化カルシウムや塩化マグネシウムなどの化学物質が含まれています。これらの化学物質が車体に付着することでサビの発生を促進させます。
5. 鉄粉
高速道路や鉄道などの鉄製品が存在する場所では、ブレーキダストや鉄粉が舞い上がり、車体に付着します。これらの鉄粉が酸化することでサビの原因となります。
6. 雨漏れ
車体のシールやモールディングの劣化、ゴムパーツの老化などにより、雨水が車内に浸入することがあります。これにより車体内部でサビが発生します。
7. 劣化
塗装の劣化や紫外線の影響により、塗膜が剥がれたり酸化したりすることがあります。これにより鉄部が露出し、サビの発生を促進します。
これらの要因が組み合わさることで、自動車のサビが発生してしまうのです。小さな傷から水分が侵入し、見えない部分でじわじわとサビが進行することもあります。
サビは車体を傷つけ、見た目を損なうだけでなく、耐久性や安全性にも影響を及ぼします。そのため日頃から小さなサビも見逃さず、こまめなメンテナンスが重要です!
定期的なチェックと早めの対策で、愛車をサビから守って長く快適にカーライフを楽しみましょう!
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